京都サンガFCが1-0とカマタマーレ讃岐に競り勝った。前半36分、U-20(20歳以下)日本代表FW岩崎悠人(18)が左サイドでドリブル突破。相手のファウルを誘い、FKを獲得した。DF石櫃(いしびつ)のFKから混戦となり、バーの跳ね返りをFW田中マルクス闘莉王(36)が頭で押し込んで今季7点目。これが決勝点となった。

 試合後には、20日開幕のU-20W杯韓国大会に臨む岩崎へ、サポーターから激励があった。横断幕には「世界の扉こじ開けろ 悠人#13」と書かれ、岩崎は「また強くなって帰ってきます」と約束した。

 東京五輪世代エース候補の活躍で京都は3勝2分けと5試合負けなし。讃岐の北野監督が「あの場所でFKを与えたのが良くなかった」と岩崎へ与えたファウルを反省するほど。岩崎は「ゴールの意識を持って入った試合。ゴールを取りたい思いが強かったので、取れなくて悔しい」と満足しなかった。