清水エスパルスDF飯田貴敬(22)が、左サイドバックに名乗りを上げた。8日、清水三保グラウンドでルヴァン杯1次リーグ、ジュビロ磐田戦(10日・アイスタ)に向けた非公開練習に参加。本職は右サイドバックだが、同杯札幌戦(4月12日、0-1)では左サイドバックで先発した。静岡ダービーの磐田戦でも同ポジションで先発する見込みで、「右利きなので、中に切り込んでクロスを入れられる。やりづらさはない」と言った。

 リーグ戦の前節G大阪戦(5日、1-1)では、左サイドバックのDF松原后(20)が右足首を負傷した。別メニューでの調整を続けており、14日の鳥栖戦(アイスタ)出場は不透明。その状況も踏まえ、飯田は「鳥栖戦も意識をして、自分が出られるように準備していきたい」と言った。ルヴァン杯からリーグ戦に流れをつなげる決意だ。【保坂恭子】