日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長は5日、1日のゼロックススーパー杯鹿島-広島戦で警告、退場処分を連発した家本政明主審について当面、Jリーグの審判を担当させない方針を示した。同審判委員長は、家本主審の判定を「100%ではないが大部分が合っていた」とやり直しを何度もさせたPKを含めジャッジについては評価。その一方で「前半12分に岩政に警告を出したときにちゅうちょした」ことを、試合を混乱させた要因だったと分析した。

 同委員長は「冷却期間が必要」と家本主審を当面はJリーグの審判から外す方針で、早ければ6日にも今後の対応を発表する。

 また、鹿島からJリーグに送付された意見書についても、早ければ6日に回答される見通し。