左太もも肉離れで戦線離脱中の浦和DF闘莉王が、エンゲルス監督に出場直訴を却下された。20日のナビスコ杯ホーム神戸戦後、患部の痛みが予想以上に回復していることを明かし、23日に控える同杯アウエー京都戦への出場意欲を見せていた。21日の練習では別メニュー調整ながらもボールを使った本格練習を再開。エンゲルス監督にチーム練習復帰の気持ちを伝えたが、慎重にリハビリを続けるように指示された。

 闘莉王は「やると言ったけど相当、Jリーグのことを意識しているみたい。(連敗中のチームを)おれも何とかしたいし、プレーしたい。我慢し切れなくて困るぐらいなんだけど」と苦笑い。30日のJリーグ新潟戦(ホーム)での試合復帰に照準を切り替えていた。