神戸は30日、今季就任したブラジル人のカイオジュニオール監督(44)が辞任したと発表した。後任として同日付で和田昌裕チーム統括本部長(44)が新監督に就いた。

 神戸の安達貞至社長によると、6月25日に初めて監督から辞意を伝えられ、慰留をしたが、30日の午前練習後に結論を出したという。辞任理由については「今は言うべきではない。一身上の都合ということにしてほしい」と話した。

 カイオジュニオール氏は契約が約2年半残っており、神戸側に違約金を払う。J1、J2を通じて今季初の監督交代となった。

 神戸は3位以内を今季リーグの目標に掲げているが、第15節を終えて5勝2分け8敗の14位に低迷。ナビスコ杯も1次リーグで敗退した。

 和田新監督は7月4日の東京戦(ホムスタ)から指揮を執る。