<J1:川崎F1-1清水>◇第24節◇30日◇等々力

 川崎Fの北朝鮮代表FW鄭大世(25)が、東アジア選手権準決勝大会(台湾)から戻り、中2日の強行軍も苦にせず奮闘した。前半13分に、左太もも裏に痛みが出た先発のFW矢島に代わってピッチに立つと、前線で体を張って起点となった。それでも「起点?

 全然(できてない)でしょ。終始(ゲームの中から)消えていた」と猛反省した。

 ただ後半ロスタイムに追いついての引き分けには「負け試合で勝ち点1取れたのはでかい。(清水に)2、3点入ったって、おかしくない試合だった。2位のオレたちが言うのも、おかしいけど」と安堵(あんど)していた。