<ゼロックス・スーパー杯:鹿島1-1(PK5-3)G大阪>◇東京・国立

 G大阪がPK戦で今季初タイトルを逃した。主力に故障者が続出し、この日も24日のACL水原三星戦で負傷したMF明神主将とDF中沢が欠場。それでも前半ロスタイムにDF加地が同点弾を決めるなど、リーグ王者鹿島と互角以上に戦った。

 だが1-1のまま突入したPK戦で、チーム最初のキッカーとして登場した大黒柱のMF遠藤が、まさかのPK失敗。逆に鹿島には5人全員に決められ、タイトルを失った。

 西野監督は「結果は残念。点が取れないということが問題だ。(攻撃的な)ガンバのサッカーははっきりしている。(足を)振り抜けばチャンスなのに、チャンスをものにできない。1点だけでは」と課題を指摘した。

 DF安田は、遠藤のPK失敗について「外すとは思っていなかったんですけどね。ヤットさん(遠藤)が外したんだから、しょうがない。オレはPK下手やし、何も言えないっす」とかばった。