W杯南アフリカ大会の日本代表で、鹿島のDF内田篤人(22)が、ブンデスリーガで今季2位のシャルケへの移籍で基本的に合意した。関係者が13日、明らかにした。

 契約期間は2010~11年シーズンからで3年になる。内田は鹿島との契約が13年6月まで残っているため、移籍金が発生する。鹿島の鈴木満強化部長は17日以降にシャルケと最終交渉するとして「(決定まで)そんなに時間のかかる話ではない」と話した。

 静岡・清水東高出身の内田は06年に鹿島に加入し、1年目からレギュラーを獲得した右サイドバック。岡田武史監督の日本代表で08年1月にデビューし、国際Aマッチは通算31試合出場で1得点をマークした。