日本サッカー協会は8日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を行い、SC相模原の「飛び級」を承認した。Jリーグ準加盟で神奈川県1部リーグの相模原は「Jリーグ加盟を標榜するクラブに対する優遇措置」を申請。日本協会は9項目の現地ヒアリングを行った結果、問題なしとして11月21日からの地域リーグ決勝大会出場を認めた。

 本来同大会に出場するためには関東2部、1部と勝ち上がることが必要な相模原だが、これによって2段階「飛び級」してJFL挑戦権を手に入れた。元日本代表MFで同クラブの代表を務める望月重良氏は「周囲の支援もあって、本当にうれしいこと。しっかりと準備をして、大会に臨みたい」と話していた。