浦和が「総力戦」で公式戦連勝を狙う。11日、さいたま市・大原サッカー場で東京戦(12日、味スタ)へ向けて実戦形式の練習などを実施。各国代表招集から戻ったMF細貝萌、サヌ(ブルキナファソ)、DFスピラノビッチ(オーストラリア)も連戦の疲労を抱える中でフルメニューをこなし、準備を整えた。

 8月17日の仙台戦以降、リーグ戦は1勝2分けと負けておらず、9月5日の天皇杯2回戦・東京国際大戦も7得点の圧勝と戦績は上向いてきたが、故障者続出で戦力面はダウン。若手を含めてプレー可能なフィールドプレーヤーは、ほぼ全員が東京戦でベンチ入りする。フォルカー・フィンケ監督は「現状ではたくさんのオプションがあるわけではない。出場する選手は力を発揮してほしい」と奮起を期待した。