神戸の元日本代表FW大久保嘉人(30)が、反骨心でJ1残留を果たす。

 8日に西野監督を解任したチームは10日、神戸市内の練習場で安達新体制で再スタートを切った。

 リーグ戦は残り3戦で、チームはJ2降格圏の16位G大阪と勝ち点2差の15位。

 終盤のこの時期にしては異例となる非情の監督交代劇について、大久保は「残り3試合やし(チームが)ピリッとするように(クラブ側は)それを期待しているのかも知れんしね。それはそれでね…。勝ち点9を目指してやりたいっすね」と前向きに話した。

 名将とも言われる西野前監督の元で、常勝クラブに成長することを信じて疑わなかったという。それだけに、短期間での監督交代については、さすがに複雑な心境のようだった。