<J1:広島1-0C大阪>◇第16節◇13日◇Eスタ

 広島が試合終了間際の劇的なゴールでC大阪を下し、首位大宮と勝ち点3差の2位に浮上した。後半50分、カウンターからMF野津田岳人(19)が放ったシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を、走り込んだFW高萩洋次郎(26)が左足で決勝のゴール。引き分け濃厚だった試合で勝ち点3をつかんだ。

 森保一監督(44)は「選手たちが走り続け、集中してやってくれた。選手をほめてあげたい」と笑顔。

 高萩は「(決勝点を決めて)勝ったと思った。福島と東京から家族も来てくれていたので勝ててよかった。夏場のきつい時期に3連勝はいい流れ。さらに上を目指したい」と振り返った。