J2の福岡が資金繰りの悪化で経営危機に陥っていることが16日、分かった。

 今季は9億円台の営業収入を見込んで予算編成をしたが広告収入の減少などで見込みに達せず、12月には選手や社員らの給与を支払えなくなる恐れもあるという。福岡市内で記者会見した大塚唯史社長は「資金繰りが苦しいことは事実。何とかクリアしなければならない」と述べた。

 問題発覚を受け、Jリーグの大河正明管理統括本部長は「現経営陣に頑張ってもらい、今シーズン末までを乗り切ってもらうしかない」と静観する姿勢を示した。

 大河本部長は「資金繰りが苦しいことは把握しているが、資金がショート(不足)するという報告は受けていない」と話した。今後、リーグ参加資格に影響が出てくる可能性もあるが、同本部長は「一度給与の未払いが起きたというだけで、クラブライセンスが剥奪されることはない」とした。