<ACL:C大阪0-2浦項>◇1次リーグE組◇16日◇ヤンマー

 C大阪の日本代表候補FW南野拓実(19)が、一発退場を食らった。前半41分に相手選手と競り合った際、危険なプレーとみなされてレッドカードが出された。ポポビッチ監督もハーフタイムに退席処分となり、C大阪は勢いある若手と指揮官の両方を失った。

 エースのFWフォルランが前半だけで交代。リーグ戦でいまだ無得点と不振の日本代表FW柿谷曜一朗も後半途中にピッチから去り、逆襲のチャンスは訪れなかった。

 ポポビッチ監督に代わって会見に出席したグルイッチ・ヘッドコーチは「判定は試合結果に大きな影響を与えた。ただ、反省しないといけないのは、1失点目をいかになくすか。あれは私たちの不注意。ミスからだ」と指摘。決勝トーナメント進出に向けて、同ヘッドコーチは「チャンスがある限り、全力で戦うことに変わりはない」と話した。