<天皇杯:柏4-0岡山ネクスト>◇12日◇2回戦◇柏

 柏は引いて守る相手にてこずりながらも4ゴールと貫禄を見せた。

 ネルシーニョ監督は「中断明けの初戦だったが、今後良くなる兆しが見えた」と納得の表情を浮かべた。

 前半にセットプレーからのチャンスで先制すると、退場により相手が1人少なくなった後半は一方的に攻めた。試合終了直前にはU-12から柏一筋の高校生FW大島康樹(18)がダメ押しの4点目。「緊張したが、ゴールを決められてうれしい」と笑顔を見せた。

 先発11人の平均年齢が20・7歳と若い岡山ネクストは力の差を見せつけられた。牧内監督は「もっとチャレンジできれば良かった。不満の残る試合だ」と唇をかんだ。