J2東京Vの冨樫剛一監督(43)が14日、なでしこジャパンMF阪口夢穂(27=日テレ)をお手本に反省会を行った。

 8日に静岡キャンプを打ち上げたJ2東京Vはこの日、帰京後初めての練習試合を行った。稲城市の東京Vグラウンドで、若手中心のメンバーでJ3相模原と対戦。0-0で引き分けた。

 内容に納得がいかなかった冨樫監督は試合後、MF沢井直人(19)と一緒に、隣のグラウンドで行われていた日テレ-長野パルセイロ・レディースの試合を見学。沢井と意見を交換した。

 冨樫監督は「ウチの選手は無理な状態でボールを蹴ったり、姿勢が悪い時にプレーを行うことでミスが増える。でも(阪口は)無理をするところとしないところや、ミスをしちゃいけないところと、ミスしてでもトライするところなど、メリハリがはっきりしている。参考になります」と話した。

 さらに冨樫監督は「阪口は(ヴェルディの)トップチームに来てもやれる選手。ミニゲームをしたら普通にボールが集まると思う。欲しい選手で(ベレーザの森監督に)直接交渉したんだけど笑うだけでした」と、獲得オファー!?

 まで出していたことを明かした。