<J1:東京V3-1札幌>◇第11節◇6日◇札幌ドーム
ゴールを演出する男が今季初得点を決めた。ボランチの位置に入った後半10分、クライトンが左サイドを突破する。パスを出す方向を探すそぶりにつられ、相手DFにできたすきを見逃さなかった。右足を振り切り、ゴール左隅へ意地の1点をたたき込んだ。今季公式戦14試合目での初ゴールだったが、敗戦という結果に「確かに得点はうれしい。でも私が得点できなくても、チームが勝つ方がうれしい」と表情を崩すことはなかった。
リーグ開幕直前に合流したが、今やチームになくてはならない存在だ。今季8得点中7点に絡む攻撃の核。戦術面で理解できないことは三浦監督に直接申し出て、ピッチの上で分かるまで話し合う。熱い魂を持つ助っ人は、4連敗という結果を重く受け止めている。「責任はグラウンドで戦う選手。監督の方針は間違っていない。しっかり指示を理解し、プレーしないとJ2に落ちてしまう」。巻き返しへ、強い口調で全員の奮起を促した。




