18日のみちのくダービーで、エースが“髪”懸かり的な復活を果たす。J2仙台FW中島裕希(23)が17日、髪をバッサリ切った姿で練習場に現れた。運気を上げるため手倉森誠監督(40)に助言されたもので、9試合ぶりゴールへの出陣態勢を整った。
神のお告げならぬ指揮官の“髪のお告げ”で、中島がスッキリヘアに変身した。前日までは首筋が見えないほど伸びた髪の毛を、ゴムで乱れないように頭を締め付けてプレー。突然の散髪はダービーへの意気込みの表れ-と思いきや、そうではなかった。
中島
昨日(16日)の練習の後で切った。長かったし、テグ(手倉森監督)さんが切った方がいいって。風水に詳しい知り合いに聞いてくれて、頭にゴムをつけない方がいいらしいんですよ。
8戦無得点と不振にあえぐエースは、何かを変えての現状打破を考えていた。そこで耳にした指揮官の言葉に、素直に従った。
手倉森監督
あいつ、風水って言ってた(笑い)。本当は人相をオレの知り合いに見てもらった。関口とか中原はいいけど、アイツには(髪留めの)ゴムがよくないって言われた。孫悟空が悪さすると頭を締め付けられるけど、アイツは自分で、がんじがらめにしてた。だからゴム要らないように「切れ」って言った。
“髪”頼みが効いたのか?
この日のセットプレーの練習では珍しくゴールを決めた。中島が髪を切った理由を知っている中原や平瀬は「あいつ決めますよ」と口をそろえて笑う。勝負師は迷った時、支えになる何かにすがりたいもの。中島はそれを「散髪」という形で表した。クラブハウスも盛り上がり、中島の必死さも選手に伝わった。復活を目指すエースと、それを願うイレブンが、18日のダービーで大暴れする。【山崎安昭】



