岡ちゃん注目のワンダーボーイが代表復帰への第1歩を踏み出す。左太もも裏肉離れやウイルス性腹痛で離脱していた浦和FW田中達也(25)が5日の東京戦で戦列復帰する。4日、試合帯同メンバーに入った。途中出場が濃厚だが、先月のW杯アジア3次予選中に出場停止となった大久保の代役として真っ先に名前が挙がった岡田ジャパン期待のFW。過去、自ら挙げた得点で浦和の連敗を止めてきた田中達が、今回も公式戦5連敗中のチームを救う。

 田中達が自信を持ってピッチに帰ってくる。先月下旬に見舞われたウイルス性の腹痛で先月28日の柏戦はベンチ外となったが、この日、東京戦に向けた帯同メンバー入り。体重は3~4キロ落ちているが「対人プレーもしたし、問題ない。いい準備はできているし、100%の力を出さなきゃ勝てない。得点できればいい」とパワー全開で臨む姿勢をみせた。

 日本代表の岡田監督に最も復活を待望されるFWだ。先月7日のW杯アジア3次予選オマーン戦の一発退場で大久保が出場停止となった際、田中達が追加招集の最有力候補として名前が挙がった。

 既に5月25日のナビスコ杯名古屋戦で今季初先発&初得点を飾ったが、左太もも肉離れから復帰した直後。90分間のプレーに不安が残った。最終的に追加招集までには至らなかったが、岡田ジャパンのFW候補であることに変わりない。東京戦には絶好のタイミングで岡田監督が視察予定。完全復活をみせるアピールの場となる。

 特に東京戦とは相性が良い。06年8月12日の1得点1アシストを皮切りに最近、出場3戦で3得点をマーク。現在、チームは公式戦5連敗中。だがそんな逆境すら追い風だ。01年の加入後、同年5月6日の東京V戦でプロ初得点を挙げてチームの連敗を3でストップ。これを契機に過去7度、自身の得点で浦和の連敗脱出に貢献してきた。ベンチスタートが濃厚だが、途中出場からのゴール奪取で連敗ストッパーの本領を発揮する格好の舞台でもある。

 田中達

 どのチームもレッズには負けたくないと良いパフォーマンスをしてくる。勝ち点3を取るだけ。ゴールができれば、一番いい。

 9月のW杯アジア最終予選からの代表復帰へ、まずは浦和でストライカーとしての存在感を見せつける。【藤中栄二】