<J1:大分2-1磐田>◇第18節◇20日◇九石ド

 「大分のデカモリシ」がデビュー戦で、チームに今季リーグ戦初の逆転勝利をもたらした。C大阪からの期限付き移籍で、16日に合流したばかりのFW森島康仁(20)が後半21分に途中出場。3分後、磐田DFとの競り合いの中からFWウェズレイの同点弾をおぜん立てすると、ロスタイムにはポストプレーで再びウェズレイのゴールをアシスト。全2得点にからむ活躍に「つかみはOKじゃないですかね。でもその後(サポーターの期待を)裏切らないようにしないと」と笑わせた。

 2シーズンぶりのJ1のピッチでいきなり輝きを放った。ホーム6連勝がかかった試合。「とにかく真ん中で体を張ってやろうと思った」。決勝弾はその言葉通り、DF深谷のロングボールを胸で、ウェズレイのシュートコースに運んだ。「ファウルをもらってもよかったけど、ウェズレイが見えたので」。186センチの長身を生かした得意技にシャムスカ監督も「デビュー戦からすばらしい働きをしてくれて」と絶賛だ。

 チームの劣勢を吹き飛ばす“2アシスト”でデビュー戦を飾った。「今日は(自分にとっても)重要な試合だった。だが、点は決めたわけじゃない。五輪を逃した後は、A代表が目標ですから」。新天地の大分で20歳のFWが大きく開花しそうだ。【村田義治】