G大阪のFW播戸竜二(29)が、苦境のチームを救う。13日の首位名古屋戦(万博)で、肝機能障害で長期離脱していた播戸がベンチ入りすることが12日、決まった。ナビスコ杯では3日の清水戦に途中出場しているが、リーグ戦となると5月11日横浜戦以来4カ月ぶり。この日は、万博練習場で最終調整を行い、西野監督とマンツーマンで約30本の居残りシュート練習を行うなど、久々の出番を前に闘志を高めた。

 チームは公式戦9試合も勝利から見放され、首位名古屋とは勝ち点8差の6位。指揮官は名古屋戦を逆転Vへの最後のチャンスと位置付けており、負ければ、優勝が一気に遠のく。それでも播戸は「チームのことを背負いすぎるとしんどくなる。今は自分が点を取ることだけ。でもそれが結果としてチームのためになる」と自分に言い聞かせた。

 先発ではなく、スーパーサブとして出番を待つ。06年にG大阪に復帰してからは名古屋戦は5戦3発と相性がいい。西野監督も「(播戸は)だいぶいい。あとは試合の感覚的な問題だけ。出場時間は自然と増える」と信頼は回復しつつある。G大阪を復調させるため、闘魂FWが戻ってくる。【益子浩一】