<天皇杯:沖縄かりゆし2-1大津高>◇21日◇2回戦◇ベアスタ
沖縄かりゆしがFW斎藤将基(28)の2ゴールで、九州王者の面目を保った。序盤から大津高がボールを支配し終盤に同点とされたが、チーム唯一のJ経験者が突き放した。
後半ロスタイムが3分を回った時、斎藤がカウンター攻撃の最後に右足からシュートを放ち、決勝点を挙げた。「(延長になって)120分かけても、高校生に負けるわけにはいかないと思っていた。相手にボールを持たせていた時間帯もあったが、球際やポゼッションで負けたのは課題」。ヒーローは喜ぶより、苦戦を次へ生かそうとしていた。
優勝した九州リーグ第7週(5月25日)以降、全国社会人選手権九州大会、天皇杯県予選を含めて公式戦17連勝中だ。斎藤は「高いレベルではないが、どんな展開の試合でも負けなくなったことが、うちの強み」と、粘りに自信を見せる。3回戦(10月12日、ニッパ球)は東京V時代の同僚、MF根占やDF戸川らが所属する横浜FCが相手だ。「Jの雰囲気の中で試合をするのは、うちの選手には良い経験。3週間くらい日程があくので、どこまで修正できるかが勝負」と、5度目の出場で初のJクラブ撃破を狙う。【佐藤千晶】




