打率3割3分3厘の「首位打者」が、優勝圏内突入と日本代表復帰をかけて1発狙う。現在J1リーグ得点ランク3位タイで日本人最多のFW赤嶺真吾(24)が、4日の清水戦(味スタ)で5試合連続ゴールのクラブ最長タイ記録に挑戦する。

 現在得点ランク10傑では最少のシュート33本で11得点を挙げ、現行制度の05年以降では06年の川崎F我那覇(シュート52本18得点)に次ぐ歴代2位の高打率。3日、東京・小平市内で最終調整を終え「チャンスがあると思うので決めたい」と闘志を燃やした。

 右腕打撲で欠場した9月23日磐田戦を除き、出場した4試合連続で計5得点。「相手よりも味方の特長を見てきた」と長友や石川らパスを供給する選手の動きを研究した成果が表れている。

 これまで、J1の日本人得点王は必ず日本代表に選ばれてきた。4月の短期合宿で初招集されて以来、岡田監督から声がかからない赤嶺にとって、復帰への道は結果を出し続ける以外にない。「出場時間が確実に増えているし、自分なりにモノにできていると思う」。00年第2ステージのアマラオ以来、8年ぶりのクラブ連続ゴール記録で勝利を引き寄せ、Vと代表入りの両手に花を狙う。【山下健二郎】