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仙台MF千葉「J1肌で感じろ」

円陣にイレブンが集まる中、千葉(中央)は、何やら考え込むような表情
円陣にイレブンが集まる中、千葉(中央)は、何やら考え込むような表情

 仙台一筋13年目のMF千葉直樹(31)が10月31日、チームの将来を見据えて、若手の台頭を全力でアシストする考えを口にした。3日の天皇杯4回戦(J1東京戦)に先発予定の千葉は、J1昇格を果たした場合に備え「若手がJ1を肌で感じる機会を増やしたい」と、勝ち進むことで成長を手助けするつもりだ。唯一、ベガルタでJ1昇格とJ2降格を経験したベテランが、チームと、若手への思いを語った。

 「ベガルタにタイトルを」-。日ごろ口にする思いのほかに、千葉には天皇杯にかける理由がある。

 千葉 天皇杯で勝てれば若いやつに、J1を肌で感じる機会が多くなる。何を感じるかは個人次第。もし昇格した時のために、J1の判断の速さとかに慣れることも大事。スピードに順応するかは個人の問題だけど。J1とやるのは勉強になるはず。

 01年に昇格を果たした際には喜びの半面、千葉はある寂しさを感じた。

 千葉 選手が、ガラッと入れ替わった。自分たちが(昇格という結果を)つくったのに、外から「元代表」とか来てポジションを奪われるのは嫌なもの。J1に上がれば実際、人が替わると思う。このままではJ1で戦えない。(プロだから)移籍は仕方ないけど、自分で(来季契約へ)闘わないと。若手に残ってほしいから、できるだけJ1とやる経験を増やしてあげたい。

 わずか2年で降格したが、J1でもまれて成長したという千葉。ベテランの思いを手倉森監督は「若手を台頭させるため、引退も示唆していると思う。本当にチームのことを考えている」と理解を示す。口調こそ穏やかだが、千葉の熱いゲキに、東京戦で若手が結果で応えるはずだ。【山崎安昭】

 [2008年11月1日11時40分 紙面から]


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