J1清水は13日、天皇杯5回戦の鹿島戦(15日・カシマ)に向け、非公開練習を行った。練習後、長谷川監督は、W杯予選のため不在となる日本代表FW岡崎の代役に、故障明けのFW矢島卓郎(24)の抜てきを明言した。同監督は「矢島の気持ちが伝わってきた。彼にかけてみようという気になった」と話した。

 矢島は今季、両もも裏痛と腰痛に悩まされてきた。さらに5日の千葉戦後には、右アキレスけんにも痛みが出た。8日の磐田戦では、ベンチ入りしたが欠場。今週は別メニュー調整でスタートしたが、痛み止めの注射を打ち、12日からやっと全体練習に合流した。けがの再発への不安からか、当初は動きに精彩を欠いていたが、長谷川監督から「リアリティー(現実感)を持ってやれ!

 試合を意識しろ!」とゲキを飛ばされ、吹っ切れた。「今日(13日)は集中して、いい練習ができた。足は問題ない」と矢島。晴れ晴れした表情で話す姿に、気迫がみなぎっていた。【為田聡史】