<高校サッカー:筑陽学園3-0日章学園>◇2日◇2回戦◇駒場筑陽学園(福岡)が日本代表岡田監督の視察効果で、日章学園(宮崎)との九州対決を制した。

 視察に訪れた岡田監督の熱視線を意気に感じてか、FW原が試合開始早々のわずか2分で先制ゴールを挙げると、29分にも2点目を決めた。前回出場の5年前、岡田監督が宿舎で激励。そのパワーにあやかるように決勝まで快進撃を続けた。験のいい「お年玉視察」に快勝。試合直後のロッカールームでは、岡田監督から「オレが応援に来ると決勝まで行けるぞ。がんばれ」との激励まで受けた。

 吉浦監督は日本リーグ時代のフジタでプレーし、古河電工の岡田監督とは顔見知りだった。吉浦監督も「来てもらって良かった。この後も1試合1試合全力で闘うだけ」と、ホッとした様子だった。

 岡田監督は試合後、両校の監督にあいさつをすませるとすぐに帰宅の途についたが「吉浦さんに『来て』と誘ってもらっていたからね。(筑陽の)ツートップはおもしろい存在。この年代には、いい素材がいることが分かった。7番(MF松本)も印象に残った」とコメント。ストライカーの活躍に、岡田監督の神通力も加わり、筑陽学園に5年ぶりの快進撃の予感が漂ってきた。