<J1:清水1-0川崎F>◇第5節◇12日◇アウスタ
J1清水が、1-0で川崎Fを下しリーグ戦連勝を飾った。今季初の左サイドハーフで先発した岡崎慎司(22)が前半16分、リーグ3戦連発となるヘディング弾を決めた。守備陣もGK西部洋平(28)、DF岩下敬輔(22)、DF青山直晃(22)らを中心に最後まで集中力を切らさず1点を守りきった。次節の「静岡ダービー」にも繋がるリーグ戦ホーム初勝利で、オレンジ軍団が勢いに乗ってきた。
狙い通りのゴールだった。今季初めて左サイドハーフで先発した岡崎が、リーグ3戦連発弾をたたき込んだ。前半16分、MF兵働の右サイドからのクロスに、2列目から絶妙のタイミングで相手DF2人の間に飛び込んだ。「あの形を狙っていた。そのためにサイドハーフに入った。足では入らない?
とりあえず決められて良かったです」と、相手DFの死角を突いた、技あり弾を笑顔で振り返った。
慣れないポジションだった。「本来はサイドハーフの選手じゃないから連係までは気にする余裕はなかった」。それでも「点取り屋」としての嗅覚(きゅうかく)が鈍ることはなかった。「ハードワークがこの試合のカギだった」と、いつも通りにピッチを献身的に走り回った。スタンドから視察した、日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長も「暑いのを忘れるぐらい、気持ちいいプレーだった」と絶賛した。
エースが挙げた1点を守備陣が守り切り、今季公式戦5試合目の完封でリーグ戦連勝を飾った。長谷川監督は「どちらが上位に行くか大事なゲームだった。大きな勝利」とうなずいた。攻守がかみ合いだした清水が、いよいよ連勝街道を突っ走る。【為田聡史】



