大分と広島が、川崎FのFW黒津勝(26)獲得へオファーを出していることが25日分かった。最下位の大分は14試合で勝ち点4と低迷し、18チーム中最低の9得点と不振の攻撃陣のてこ入れが急務だ。広島はスピード豊かなレフティーの黒津を昨年からマーク。ただし、公式にはコメントしていていない。

 黒津は24日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)G大阪戦で決勝弾を決め、チームを8強に導いたが、今季出場した公式戦9試合(2得点)はすべて途中出場で、総出場時間はわずか112分。川崎Fとの契約は残り半年で、クラブ側も貴重な戦力と考えているが、黒津は出場機会を求めており、今後の動向に注目だ。