<J1:川崎F1-1清水>◇第24節◇30日◇等々力
こけた首位鹿島に、またしても「おつきあい」してしまった…。川崎Fが後半ロスタイムにDF伊藤宏樹(31)の同点弾で、清水と1-1で引き分けた。29日に鹿島が大宮に敗れ、勝ち点差を詰める絶好のチャンスだったが、清水に主導権を握られ続け、ホームでかろうじて勝ち点1を拾った。勝ち点差は7に縮まったものの「共倒れ」に近い、悔しいドローとなった。
ロスタイムに勝ち点1をつかんだ川崎Fイレブンの表情は、喜びとも悔しさともつかないものだった。同点ヘッドをたたき込んだ伊藤は「ヒーローじゃないよ。悔しい方が多い」と漏らす。伊藤のヘッドを左FKでアシストしたMF中村も「追いついた後もあきらめずに攻めたけど、僕らにとって引き分けは悔しい」。鹿島が今季勝てなかった9節中、川崎Fが勝ったのは2回だけ。勝ち点差を詰める好機に、なぜか「おつきあい」が多く、今回も引き分けが精いっぱいだ。
雨と風が吹き荒れる中、FW岡崎、ヨンセンへロングボールを集める清水の攻めに、後手を踏んだ。後半32分、中村が失った球から、クロスを押し込まれて失点。関塚監督は「長い1発に怖がって、いつもの形ができなかった。結果は前向きにとらえたいが」と悔しさをにじませた。鹿島の背中を追う日々はまだ続く。



