J1磐田の“がけっぷちコンビ”が生き残りを懸ける。FWカレン・ロバート(24)と万代宏樹(23)が、11日の天皇杯高知大戦(ヤマハ)で先発出場することが確実になった。柳下正明監督(49)が、8日の練習後「ケガや病気がなければFWはカレンと万代、その2人で行こうと思っている」と明言。代表招集中の前田、イに代わり北京五輪世代の2人が指名された。

 ともに正念場を理解している。今季、リーグ戦は前田、イがほぼ固定的に出場して、2人の出番は激減。公式戦の先発となると万代は6月7日のナビスコ杯大分戦以来126日ぶり、カレンに至っては昨年の天皇杯栃木戦以来、343日ぶりになる。カレンは「1発欲しいですね。行けるときには行きたい。(前田とイの)2人を脅かすことはできなくても、ジュビロの一員として、危なげなく勝ちたい」と誓った。

 チームとしても大学生に負けるわけにはいかない。07年に順大に敗れた仙台に在籍していた万代は「怖さを知っている」と言う。その上で「非常に大事な試合。うっぷんじゃないが、たまったモノをしっかり出して『前田さんとグノしかいない』と言うふうにしたくない」と、強く自分に言い聞かせた。【今村健人】