契約満了に伴う今季限りでの浦和退団が確実な日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)が24日、移籍先の第1条件に「タイトルを狙えるクラブ」を挙げた。さいたま市内で28日の京都戦に向けた調整後「僕はW杯に出たいという思いがあるので、モチベーションを高く持ちたい。本気で優勝を狙う気持ちがあるところを考えたい」と、退団確実が表面化して以来、初めて去就について話した。海外志向が強く、UAEやカタールなど中東のクラブへの移籍が有力視されているが「どんな話でも聞く耳を持つ」とあえて門戸を狭めずに来季の進路を見定めるつもりだ。