【グアム25日=山崎安昭】2シーズン目のJ1で飛躍を誓い、モンテディオが走りだした。J1山形が、1次キャンプ地のグアム入りし、ランニングなどで汗を流した。当初は移動のみの予定だったが、クラブの見込みより1時間早く到着したため、急きょ始動。小林伸二監督(49)がC大阪時代に利用し、優勝争いを演じたグアムで、モンテディオが躍進の土台作りに励む。

 予定外の初日始動だったが、26日からの激しいトレーニングのために、少しでも体をほぐす狙いがあった。小林監督は「寒いところから来たんで、ちょっと動くだけでも慣れればと思って」と、説明する。入国審査に時間がかかると見込んでいたが、スムーズに進んだため「移動したばかりでバタバタしたけど、空港で『動こう』と決めた」と指揮官は笑顔を見せた。

 FW田代やMF増田ら新戦力が加わった「新生山形」は、心地いい夜風が吹くグラウンドで約30分間、ランニング、ストレッチ。長旅の疲れを感じさせないモンテ戦士の笑顔が、あちこちに見られた。

 小林監督にとっては、J1リーグ戦で優勝争いをした、C大阪を指揮した05年以来2回目のグアムキャンプ。指揮官は「結局(優勝を)取れなかったけど、いいところに来させてもらったので、なんとか頑張りたいね」と明るい表情だ。

 1次キャンプでは、昨季終盤に息切れした反省から、体づくりに重点を置く。「去年作ってきたフィジカルをベースに、もうひと段階上げることを目指す」と指揮官。実質10日間と短期間だが、時々1部トレに変更しながら、体を作る。