神戸DF宮本恒靖(33)が「本職」で好感触を得た。チームは6日、神戸・いぶきの森でJ2岐阜との練習試合(45分×3本)で今季初の対外試合。昨季途中からボランチで起用されていた宮本は慣れ親しんだセンターバックとして計90分間出場し、危なげなく無失点に抑えた。「十数年やっているのでやりやすい。ボランチを(長期間)やっていて感覚的に忘れていたものもあるが、取り戻せた」と満足そうに話した。

 7日は33歳の誕生日。この日は一足早く報道陣から贈られたケーキを手に笑顔を見せた。「サッカー選手で同い年も少なくなってきている。ベテランと言われる選手の1人として、しっかり頑張りたい。たくさんの経験をプレーで出したい」と決意表明した。