<J1:大宮3-0C大阪>◇第1節◇7日◇NACK

 C大阪MF香川真司(20)にとって試練のJ1デビュー戦となった。アウェー大宮戦で0-3と完敗。北朝鮮代表大宮MF安英学のマークを受けると簡単にボールを失う。シュートはわずか1本。昨季J2得点王となった決定力を発揮できなかった。「悔しさしか残らない90分。今の自分の実力が分かった。相手の寄せが速く何もできなかった」とうなだれた。

 日本代表岡田監督が視察し、以前から香川獲得に興味を示すブンデスリーガ・ドルトムントの関係者も会場を訪れた。夢のW杯出場、海外移籍を大きくアピールするはずだった。だが、4季ぶりのJ1となったチームは最下位スタート。J1では99年に勝って以来、開幕戦7連敗となった。「情けない試合。このままじゃダメ。どう立て直すか、みんなで考えないといけない」と言葉を振り絞った。

 「言い訳かもしれないけど、まだ始まったばかり。前を向ける時間帯もあった。切り替えるしかない」と最後は前向き。次節はホーム開幕の「大阪ダービー」G大阪戦。強豪に勝って自信を取り戻す。【奈島宏樹】