「ウッチー&ゴン」でJ2ホーム300号を決める。コンサドーレ札幌は21日、ホーム札幌厚別で栃木と対戦する。FW内村圭宏(25)は3試合連続1トップでの先発出場が濃厚。前節東京V戦からの2戦連発を狙う。FW中山雅史(42)は22試合連続のベンチ入りが確定。終盤の途中出場で今季初得点をもくろむ。札幌のJ2ホーム得点数は現在298。勢いに乗る内村と大ベテランの1発で節目の300ゴール、連敗阻止につなげる。
新たな得点源・内村が量産モードに入る。栃木戦に向けた紅白戦では、MF岡本のパスを右サイドで受けると、迷わず右足を振り抜いた。ボールはGK佐藤の手の届かない左角にグサリと突き刺さった。ナイフのような鋭利な1発で、20日のチーム練習は終了となった。
現在チームの最多得点は内村、古田、近藤、上里の3点。FWの柱として「4点でトップというのは寂しい争い。しっかり積み重ねて抜け出したい」と自覚している。7日の北九州戦では初めて1トップに入り、MF高木の2点目をアシスト。前節15日の東京V戦は敗れはしたが、右サイドから鮮やかな浮き球シュートで先制弾を決めた。勢いがあるだけに「調子がいいときに固めて取りにいく」と2戦連発を見据えた。
現在札幌のJ2ホーム得点数は298。内村のゴールで先手が取れれば、勝機は膨らむ。そして、とどめを刺すのはゴン中山だ。「まずはチームの結果だが、その中で自分としても勝利に貢献できれば。スタートや得点した後など、大事な時間帯でしっかり戦えるようにしたい」。同じ7日の北九州戦では後半ロスタイムに右足で強烈なシュートを放った。今季2戦無敗の札幌厚別。今節は精神的支柱でもあるDF石川の負傷欠場が決まった。副主将として再度、終盤の登場でチームを鼓舞し、勝ち点3につなげる覚悟だ。
背番号13と9。ともに栃木戦には縁がある。内村は3月21日の前回対戦で移籍初得点を決め、チームの今季初白星を呼び込んだ。中山は公式戦で最後に得点したのが08年11月2日の天皇杯4回戦での栃木戦。中山が「相手関係なく1戦1戦集中すること」と言えば、内村は「前回とメンバーは変わっているが、自分たちは負けない」と誓った。内村で299、ゴンで300。札幌が節目の“UG砲”で浮上へのきっかけをつかむ。【永野高輔】



