<天皇杯:ソニー仙台1-0仙台>◇2回戦◇5日◇ユアスタ
昨年度4強のベガルタ仙台(J1)がソニー仙台(JFL=宮城)に敗退した。
前回4強の旋風が、聖地ユアスタで静かにやんだ。延長後半ロスタイム、最後の望みを託し、MF富田晋伍(24)の右クロスにMF千葉直樹(33)が合わせるが、GK正面。まさかの初戦敗退を告げる笛が鳴ると、自軍のスタンドから「ソニー仙台!」コールが出た。悪夢だった。
主力を温存し、1日のナビスコ杯磐田戦から先発7人を入れ替えた。かみ合わない。守備ブロックを作るソニーに手を焼き、後半7分にFW中原貴之(25)、同24分にMF関口訓充(24)を投入したが、最後まで2つもカテゴリーが下のゴールを割れなかった。
昨年度の快進撃を、相手に再現された。当時J2ながらJ1勢を3連破して4強進出した。格上に挑むモチベーションは大きな力になる。受けて立つ側になり、怖さが身に染みた。3日の1回戦で相手は延長120分を戦った。アドバンテージを生かすどころか粘り負けたベガルタ。元日決勝の夢がついえた今、2日後に迫るナビスコ杯の準々決勝とリーグ戦に集中するしかない。




