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磐田引き分けで7年ぶり4強/ナビスコ杯

磐田イレブンはサポーターにあいさつ(撮影・狩俣裕三)
磐田イレブンはサポーターにあいさつ(撮影・狩俣裕三)

<ナビスコ杯:仙台0-0磐田>◇準々決勝第2戦◇1日◇ユアスタ

 磐田がスコアレスドローで準決勝に進出した。引き分け以上で進出だった磐田は、アウェーで仙台と対戦。7年ぶり6度目の4強入りで、川崎Fとの準決勝はサポーターと一丸となるべく、大胆プランを用意している。準決勝は9月29日、10月10日にホーム&アウェー方式で行われる。

 最後のヤマ場は後半49分48秒。カウンターを受け左クロスにDF山本脩斗(25)が頭で懸命にクリア。こぼれ球を拾われ打たれたミドルシュートはゴールバーの上を通り、GK川口が見送った。長い長いロスタイム5分を終え、最後まで仙台の攻撃をしのいだ。第1戦を2-1で勝利したとはいえ、0-1ではアウェーゴール数の差で敗退となるスレスレの戦いだった。

 柳下監督 残り何秒かで決められたらそれで終わる。0-0で終えることはこれまででは考えられなかった。1つまた、成長できたと思う。

 戦前から警戒したアウェーの雰囲気も、かつての経験が吹き飛ばした。08年の入れ替え戦で当時J2だった仙台と対戦。第1戦で迎えたユアスタでは極度のプレッシャーの中、1-1のドローでしのいで残留につなげた。川口は「あのときのプレッシャーと比べたら全然違う。今回はポジティブなプレッシャー。ピッチの選手たちもあのときの経験が生きたと思う」と当時を振り返った。

 7年ぶりとなる準決勝の舞台。快進撃を01年以来9年ぶりの決勝進出につなげるため、クラブは早くも動きだしている。29日のホームでの第1戦川崎F戦では、ヤマハスタジアムの前売りチケットを「一律1000円」(メーンスタンドのみ1200円)で販売することを決定。準々決勝もホームでの初戦を制した勢いで突破を決めた。平日開催のナイターゲームで、スタンドから少しでも大きな声援を力にする。

 03年に天皇杯を優勝してからタイトルから遠ざかっている。「タイトルの射程圏内に入った」と川口。いよいよ日本一を意識しても、決して早くない。【栗田成芳】

 [2010年9月9日12時40分 紙面から]


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