<J1:大宮2-2川崎F>◇27節◇24日◇NACK

 観客数の水増しを行っていたJ1大宮が、みそぎの勝ち点1をもぎとった。前半11分までに2失点したが、後半4分にDF深谷友基(28)が、同24分にはFW石原直樹(26)がCKのボールをつなぎ、引き分けに持ち込んだ。一連の騒動にGK北野貴之(28)は「勝ち点をとることだけ。それができた」と話した。信頼回復への出直しだった。各ゲートごとに入場規制を設け人数を把握。集まった数字を渡辺社長含め4人で集計、確認した。試合開始15分前に、その時点までの入場者数を告知。後半41分ごろに車いす席17、VIP席51の内訳も含めて1万740人と発表した。試合前にはピッチで同社長が謝罪。スタッフも整列し「許されない行為を深くおわびします」と頭を下げた。一部のサポーターからは「謝って許されることではない」という声もあった。それでも同社長が目標とする「日本一クリーンなクラブ」を目指し大宮が再出発した。