<J1:鹿島1-0名古屋>◇第29節◇7日◇カシマ
首位名古屋にとっては“余裕”の1敗だった。2位鹿島との差は残り5試合で、まだ「8」もある。途中出場でFWに入って奮闘したDF田中マルクス闘莉王(29)は「非常にいい試合だった。みんな戦っていたし、切り替えて一丸となって前に進むだけ。下を向く理由は何もない」と納得顔だった。後半14分の失点は、ゴール前の混戦で好セーブしたGK楢崎正剛(34)が右前方へのフィードをミス。相手にさらわれてシュートを浴びた。「オレのミス」と、責任を背負い込んだ守護神も「優位な立場にいるのは変わらない。それを忘れないように」と切り替えた。
ストイコビッチ監督も余裕の振る舞いだ。前半4分にはエリア内で引き倒されたようにみえたFWケネディが、逆に反スポーツ的行為で警告を受け、累積により次節出場停止になった。同監督は「判定には不満がたまったが、それはもう置いておこう。我々がジェントルマン(紳士)になる」と流した。「運命は我々が決めるもの。他の誰にも、決めることはできない」と、圧倒的優位な立場にいることを重ねて強調。切り替えて、ラストスパートに入る。最短Vは20日湘南戦(平塚)だ。




