G大阪の元日本代表DF安田理大(22)が11日、ブンデスリーガの強豪レーバークーゼンから調査を受けたことを前向きにとらえた。「見に来てくれたことはうれしい。チャンスがあれば、すぐにでも行きたい」。既にG大阪から来季の契約を更新する提示を受けており「複数年と言われたが、契約するなら単年。国内ではG大阪以外にない」とG大阪残留か海外挑戦の2択であることを明言した。

 「別にドイツにはこだわりはない。年俸が減ってもいい」とオランダや欧州2部への移籍も視野に入れている。次節14日広島戦(万博)では、同い年で同じく海外移籍を熱望するDF槙野と対戦。「電話で話したけど、あいつも海外に行きたいみたい。今はG大阪の一員なので、リーグに集中する。可能性がある限り優勝を目指す。海外を考えるのはそれからでいい」と冷静だった。