仙台の手倉森浩ヘッドコーチ(HC=43)が今季限りで退団することが10日、分かった。この日午後3時からスタッフ陣の来季契約提示があり、契約を更新しない旨を通達された。双子の兄誠監督(43)が交代騒動の末に続投となった翌日、再び衝撃が走った。
浩HCはこの日「仙台で4年間お世話になった。誠と話し合い、お互いのために別々の道で高みを目指そうということになった」と説明。誠監督も「いつか互いにJ1の監督として対決する夢をかなえよう」と前向きな決断だと強調した。
浩HCは五戸高卒業後の大半を誠監督とともに過ごした。86~92年は住友金属鹿島(現鹿島)、93~00年はNEC山形(現山形)。誠監督の大分移籍で1度は別れたが、07年に再び仙台で共闘。浩HCは自ら「誠の側近」と称してサポートに回り、誠監督から「同じ顔でも違う意見で助けてくれる」と感謝されてきた。
J初の双子監督、HCとして09年にJ2優勝。今季はJ1残留に貢献した。8月には2人だけでミーティングルームにこもり、2時間超、本音の激論もかわした。残留へ息を合わせてきたが、挑戦の道を選んだ。
浩HCの今後は未定。また08年加入の岩崎セルジオ通訳(38)も契約満了に伴い、退団することが決まった。【木下淳】



