仙台のMF関口訓充(25)が楽天嶋基宏捕手(26)の劇的アーチに触発された。13日、神奈川・平塚市内でJ2湘南と練習試合を行い、0-2と敗れたが、関口は軽快にピッチを動き回った。1本目30分には、相棒のMF梁から敵陣中央でスルーパスを受け、左足のミドルシュート。惜しくもDFに防がれてしまったが、流れるような連係を見せた。

 前日、Jリーグ再開に先立ちプロ野球が開幕。多忙の中、携帯電話でロッテ-楽天戦の速報をチェックした。09年から親交がある嶋の決勝3ランに、しびれた。試合終了後「ナイス3ラン」とメールすると「ありがとう」と返信があった。興奮冷めやらぬ関口は直接電話。嶋は「すごく鳥肌が立った」と話したという。関口は「映像はニュースで見たけど、すごいね」。

 Jリーグは23日に再開する。約1カ月半の中断期間となったが調整は順調だ。この日もテーマを持って試合に臨んだ。「心拍数をリーグ戦仕様にするため、フリーランを多くした」。嶋から「試合チェックするから頑張って」とのエールも受けた。関口は「10日後、勝てるようにしたい。楽天の勢いを引き継ぎたい」と刺激を受けていた。【三須一紀】