<J1:横浜1-2名古屋>◇第32節◇19日◇日産ス

 名古屋のFW小川佳純(27)が、先制ゴールと決勝弾を導くFKで、チームの暫定首位浮上の原動力になった。まずは前半13分、「(MF藤本)淳吾さんから、もらいたい場所に(パスが)きた」と、ゴール前での見事なワンツーから左足で冷静に先制ゴールを決めた。同点後の後半38分には、FKからFWケネディの得点ランクトップに立つゴールをお膳立て。「本当はゴールに向かうボールを蹴ろうと…。ミスキックでしたけど、高さに助けられました」。ファーサイドに走り込み頭でアシストした191センチの長身DF増川に感謝した。

 17日にプロ野球の日本シリーズ第5戦をナゴヤドームで観戦した。同じ84年生まれで、交流のある中日の浅尾、吉見らを応援。「同世代が頑張っている姿は刺激になります。向こうもセ・リーグ優勝した。お互い頑張ろうと高め合ってきました」と、J1連覇への発奮材料に変えた。

 12月のトヨタ・クラブW杯が豊田スタジアムで開催されるため、優勝すれば地元をさらに熱くすることができる。この日試合がなかった勝ち点65で並ぶ柏は1試合少ないが、「追いつかれても突き放せる強さがついてきた」と終盤の4連勝で見えた光明。あと2つ勝って天命を待つ。【鎌田直秀】