<J1:清水1-2柏>◇第32節◇20日◇アウスタ
アウスタに5カ月ぶりのため息がもれた。清水は優勝争いをする柏をホームに迎え、逆転で敗れ6月22日の川崎F戦以来公式戦14試合ぶりにホームで黒星を喫した。前半43分に、DFボスナー(31)が30メートル直接FK弾を突き刺し先制。今季4度目となる「ボスナー砲」を決めたが、後半守りきれなかった。ボスナーは「点を取ることは自分の仕事だと思っているが、負けたことにガッカリしている」と肩を落とした。
前日の大雨がひそかに支障を来していた。通常、前日に刈り取られるはずの芝生が、荒天のため行えず逆に水分を含み伸びていた。試合前からゴトビ監督は指摘し、選手間でも話し合っていたが、練習とは違った条件下でのプレーは、地の利を生かすことができなかった。ハーフタイムに指揮官は「我々の持っている50、60%も出せていない」とこぼし、本来のパスサッカーを展開できなかった。
クラブにとって、ホーム戦入場者数が通算500万人を突破する記念すべき試合。Jでは5クラブ目の快挙を勝利で飾れず、目標の勝ち点50には残り2戦連勝が絶対条件になる。FW高原は「勝ち点6を取りに行く」と必死に前を向いた。【栗田成芳】




