鹿島に入団したU-23日本代表MF山村和也(22)が、クラブ史上初となる新人1けた背番号の「4」を背負うことが決まった。24日、カシマスタジアムで鹿島の新体制発表が行われ、新人5人が記者会見に出席。山村は「自分のやってきたことを出したい。常に結果を残してきたビッグクラブで、自分の中で足りないと思う勝負強さを身につけたい」と意気込んだ。

 鹿島の背番号4は大岩コーチが10年シーズンで引退した後、昨季は空き番となっていた。日本代表DF内田(シャルケ)でさえ入団1年目は2けた背番号だった。3年契約で年俸は700万円(推定)。入団時からA契約を結んだ選手もクラブ史上初だ。「まずは五輪予選で結果を残す」。今日25日に出発する中東遠征を見すえていた。