<ACL:東京2-0ブリスベーン>◇1次リーグF組◇6日◇オーストラリア・ブリスベーン
天皇杯王者でACL初出場の東京が、ボールを支配し続け白星発進した。アジアのクラブNO・1を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が6日、開幕。F組の東京はアウェーでブリスベーン(オーストラリア)と対戦し、MF谷沢達也(27)とMF長谷川アーリアジャスール(23)のゴールで快勝した。
雨のピッチに「ブラボー!」の声が響く。帽子をかぶったランコ・ポポビッチ監督(44)は、全身ずぶぬれになりながら選手を鼓舞し続けた。細かいパスがつながる。常にゴールへ向かう。前半終了間際、右サイドからDF徳永が低いクロスを上げると、MF谷沢がゴール前に滑り込む。右足で先制弾を押し込むと、後半10分にもGKがはじいたボールをMF長谷川が右足でゴールへ突き刺す。スキを見せない完勝だった。
指揮官も満足げだ。「前半のロスタイムという時間帯に先制点を決めたのが大きかった。相手もいいプレーをしたが、我々の方が少し上回った」。今季から指揮を執り、公式戦2戦目での初勝利を挙げた。3日のゼロックスS杯では柏に1-2と惜敗も「ボールを支配し続けたのは我々」と言い放った。前日5日も「(選手)君たちのポテンシャルを、アジア中に見せつけるチャンスだ」と前だけを向いた。
自慢の攻撃的サッカーをアウェーで披露した。3月だけで7戦と厳しい日程となるが、後ろを振り返ることは決してしない。10日にはリーグ開幕戦(対大宮、NACK)が待っている。つかんだ手応えを胸に、アジアで、日本で旋風を起こす。



