<J1:浦和2-1磐田>◇第5節◇6日◇埼玉

 磐田はFW前田遼一(31)が待望の今季初ゴールを決めたが、痛恨の逆転負けを喫した。前半26分、DF駒野のふわりとしたパスに、前田が走り込んで左足で先制した。その前には、GK川口がPKを右手1本でセーブ。完全に流れは磐田にあった。しかし、後半に入ると浦和の分厚い攻めの前に防戦一方。こらえ切れず終盤に2失点し、手中にあった白星がこぼれ落ちた。

 前田は「駒野が本当にいいボールをくれたおかげ。能活さんがPK止めてくれて絶対に勝ちたい試合だった」と残念がった。シーズン初ゴールを決めた相手が6年連続J2に降格している話題で、今季は特に周囲が騒がしかった。直近2試合は相手の徹底マークの前にシュート0本。ようやくトンネルを抜けたが「ゴールを決めないとFWではない。起用してくれた監督のために勝ちたかった…」と悔しさをにじませた。

 世間から「デスゴール」と呼ばれるシーズン初ゴールは、優勝候補の浦和から。前田は「もう今年こそは(浦和は)大丈夫じゃないかなと思います」と苦笑し、都市伝説の終止符を予言した。【岩田千代巳】