右太もも裏の筋膜炎で離脱しているJ2札幌のMF小野伸二(35)の戦列復帰が、最短で26日の湘南戦(札幌ドーム)までずれこむことになった。札幌ドームサブグラウンドで行われた7日の練習で、部分的に全体練習に加わったが、患部に再び違和感を訴え、途中で切り上げた。早ければ11日の千葉戦での復帰を視野に入れていたが、延期となった。

 この日は当初、全体メニュー中盤のボール回しまで参加する予定だったが、その前に行ったターンを繰り返しながらシュートまで運ぶ練習中に違和感を訴え離脱した。練習後は「久しぶりにボールを使えて気持ち良かった」と話したが、大事を取り札幌市内の病院で精密検査を受けた。全体合流は早くて千葉戦後の14日。まずはコンディションを万全に戻し、昇格争い佳境となるリーグ戦終盤に備える。