ボディーガード6人、液体せっけん、バナナの山、お風呂…。これが何だか分かるだろうか。実はこれ、W杯に出場する各国代表が、ブラジルのベースキャンプ地に対して設置を要求したもの。先日、ブラジルのサッカー専門紙・ランスが報じて話題となり、英デーリーメール紙(電子版)も紹介している。
クリスティアノ・ロナルド(29)擁するポルトガル代表の悩みは、やはり警備面。同国はサンパウロ州第2の都市カンピーナスをキャンプ地にして戦うが、スーパースターを一目見ようとサポーターが大挙して訪れることが予想される。そのため宿舎ホテルに、なんと6人ものボディーガードを配置してもらうという。
フランス代表のディディエ・デシャン監督(45)は選手にケガをさせないことを最重要視している。練習中もそうだが、ホテルの中でも危険なものはできるだけ排除する方針。バスルームの固形せっけんは、間違って踏んで転ぶと大ケガになるため、すべて液体のボディーソープに取り換えさせた。
エクアドルといえばバナナといっても過言ではない。外務省のホームページによると、同国のバナナ生産量はインド、中国、フィリピンに次いで世界第4位。年間に742万7780トンもの生産があるという。当然、選手たちのエネルギー源もバナナ。ホテルでは毎朝、バスケットに山積みになったバナナが用意される。
お風呂といえば、みなさんもうお分かりだろう。そう、日本だ。日本のベースキャンプ地イトゥの宿舎には、各部屋にゆったりとつかれるサイズのバスタブが用意されている。その他、コロンビアは練習相手としてサンパウロのユースチームから15人の選手を呼び寄せ、ウルグアイは音のしないエアコンを用意させた。
国民の99%がイスラム教というアルジェリアは各部屋にコーランを置いている。各国代表とも、自国のテレビや新聞が見られるようにするなど、W杯本番に向け、選手たちを万全の状態で送り出すことに細心の注意を払っている。
イングランド代表が宿舎に要求したものについては明らかになっていないが、デーリーメール紙は「ホジソン監督は静かなリラクセーション音楽を流すように求めるだろう。PK戦になった時に備えて」とジョークを飛ばしている。PK戦はW杯で3戦全敗、欧州選手権では1勝3敗と圧倒的に苦手としているので無理もないか。
ちなみにポルトガルの宿舎に配置される6人のボディーガードのうち、4人はロナルド専属になるそうな。残りの22人は2人で警備すれば十分ということですか…(苦笑)。


