ドルトムントの日本代表MF香川真司(26)が3戦ぶりの今季3点目を決めた。ホームのパーダーボルン戦にトップ下で先発。2点リードの後半35分に浮き球のスルーパスに抜け出し、GKと1対1になると、落ち着いて左足で流し込んだ。

 クロップ監督が今季限りでの退任を発表してから初めての試合。香川は恩人への感謝のゴールを決めようと前半から積極的に攻めた。後半34分には味方シュートのはね返りを右足で押し込んだ。これはオフサイドでノーゴールと判定されて頭を抱えたが、その1分後に本当に得点し、勝利に貢献した。